一日掛かりで紅白幕や発電機や音響を設置して、400人規模のお花見を共催していたのは15年も前の話。「お花見をする際は誘ってくださいね」という50代Y氏からのLINEで、昔のお花見を想い出した。「お花見、寒いんだもん!」と返したが(Y氏ゴメンなさい)、ふらっと一人で来てみた。そして、おやぢになったな。と…
ここの桜はピークを過ぎていて、花吹雪の中を進む。
喫煙席は風下がいいね!と、いつかのカノ女にもらった携帯灰皿の登場。
ひと雨きたら、ここの桜も終わりだな…
いろはにほへと《色は匂へど散りぬるを 我が世誰そ常ならむ》
香りよく色美しく咲き誇っている花も、やがては散ってしまう。この世に生きる私たちとて、いつまでも生き続けられるものではない。
風邪が冷たい。帰ろう。