4月28日は缶ジュース発売記念日(1954年)らしいですね。
もの心がついた頃には、既に缶ジュースがありました。まだリングプルは無く(缶の上部か底部に)缶に穴をあける棒状のモノが付属していて、飲み口の穴を開けて(その反対側に空気穴を開けて)飲んでいたのを覚えています。飲み口に2つ穴を開ける人や3つ穴を開ける人、それぞれでした。
缶で売られている飲料はジュースが多く、炭酸飲料や清涼飲料の類は瓶で売られていることが殆どでした。もちろん、ペットボトルはまだありませんでした。お茶や水をお金を出して買う感覚が育っていなかったので、販売もされていませんでした。
小学生のある日、リングプルが付いた缶飲料が発売されました。私が見たのはコカ・コーラでした。それまでコカ・コーラは瓶で販売されていたので、栓抜きを必要としないリングプルは非常に便利で画期的でした。程なくして、ジュースや清涼飲料、コーヒーやお茶など、ほとんどの飲料がリングプル付きの缶で販売されるようになりました。缶飲料の自動販売機もこの頃に登場しました。私の記憶では250mlのコカ・コーラが40円か50円だったと思います。
このリングプルが路上に捨てられるようになり社会問題化しました。それを防止する観点からリングプルを集めて何かがもらえたり、車椅子を寄付できるキャンペーンが行われました。意識の高い人はリングプルを缶の中に入れて飲んでいましたが、私には出来ませんでした。その後、リングプルはプルタブやステイオンタブに変わり、路上に捨てられることは無くなりました。
さて、私の缶ジュース《No.1》は、HI-Cアップルです。缶飲料全体では、ドクターペッパーとファンタ・ゴールデンアップルです(販売していませんが)たくさん飲んだのは、コカ・コーラかジョージア系のコーヒー飲料でしょうか?