先日、新曲をドロップしました。何人かに「聴いた?」と聞いてみたら、「あぁ、SUNOでしょ?」と、あっさり流されました。──まぁ、そうなりますよね?
オープンリールのマルチトラック・レコーダーでの切り貼り作業(本当にハサミでテープを切って貼るんです)から始まり、「Pro Tools」や「Logic」でのDTMなど、時代の変化にあわせて曲作りを続けてきました。今回の新曲も、「令和7年のスタイルでもヤってるよ」というメッセージを込めたつもりだったのですが… およよ、って感じです。
今は、曲作りだけでなくDJやその他のことも、ほんとうに簡単になりました。その簡単な方法でやっていると軽く見られるのも、ある意味、自然なことかもしれません。誰でも一瞬で形にできる時代ですから。DJ界隈では、あえて面倒なアナログに回帰するようなトレンドも見られます。
思えば、私がPCDJを始めたのは2008年頃。そのころは周囲からずいぶんバカにされました。でも… 今では、みんなPCDJですよね? 時代は変わるものです。簡単になりましたよね?
さて、少し前置きが長くなりましたが、「今月の3曲」をポストします。※YouTube動画を貼り付けています。リンク切れの際はご容赦ください。
Estelle – New Direction feat. LaRussell & Keyon Harrold
5月のヘビロテ曲は何といってもこの「ニュー・ディレクション」です。ガッツリ推してます。6月も推します。超カッコいいですぞ。
さて、我らのグラミー DIVAエステル姐さんの6枚目スタジオ・アルバム「ステイ・アルタ」が先日(05月23日)リリースされました。そのアルバムのリード・シングルがこの曲です。コラボ・アーティストは、トランペット奏者のキーオン・ハロルドとラッパーのラ・ラッセルで、キース・ハリスがよかプロデュースの仕事をしています。
サウンドはブギーでファンキーなベースラインにエステル姐さんのフロウ、そこにキーオン・ハロルドのラッパとラ・ラッセルのラップが絡む超フロア向けダンス・チューンです。ダンサーさん達におかれましては、ポップでもロックでもパンキングでも… ガンガンに踊ってくださいませ。
Estelle – New Direction feat. LaRussell & Keyon Harrold
Paul Russell – That Girl feat. Saweetie
2周回って、令和7年に着地した今頃?的NJS(ニュー・ジャック・スウィング)は、明らかな90年代オマージュ曲「ザット・ガール」のご紹介です。フィーチャリング・ラッパーの「Saweetie」はウィキペディアに「スウィーティー」と書かれ、AIも「スウィーティー」と発音しろと言ってきますが、ニッキー・ミナージュと私(モッちゃん)は頑なに「サウィーティー」と発音しています。
90年代はもっとシンプルで良い時代だった… と懐かしむ「ポール・ラッセル」は、27歳の1997年生まれ。って、ぅぉい!産まれてないやんか。産まれてても赤ちゃんやんか。まぁそんな事はどうでも良くなるご機嫌なフロア向けダンス・サウンドです。NJSでイッツ・ユア・ターン。
Paul Russell – That Girl feat. Saweetie
Dirt Flare – Digital Funk (NEO DISCO) 2025
Motchan’s Lounge “NEO DISCO”
Produced by Ryoji Moroto
Remix, Remaster & Rework by Motchan
さて、こちらは(手前味噌)我々のオリジナル・ワーク「Dirt Flare – Digital Funk」です。
第2週と第4週の金曜日に親不孝の「FACE」というバーで開催している「ネオ・ディスコ(モッちゃんラウンジ)」のテーマ曲「第2弾」をダート・フレアが創ってくれました。聴いての通り、バリバリのフロア向けファンク・チューンでございます。
曲を創ってくれたダート・フレアのお店「CALIB SOUL」で06月21日(土)にイベントを企画していますので、ぜひお立ち寄りください。詳細は後日。
Dirt Flare – Digital Funk (NEO DISCO) 2025
で、冒頭で話題にした新曲はコレ。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
来月も前を向いていきましょ🎵 では、股。
