この9月は私個人的に大きな節目となる誕生日を迎え、大変多くの皆さんからお祝いをしていただきました。この場をかりて御礼申し上げます。
若い人達に少しだけ言わせてください。「お前らがこの歳になって、こんな大量の酒を呑むんかい!」「の・ま・せ・す・ぎ」 お陰で9月は、記憶が飛んだ日が3日、全治1週間のダメージを受けてしまいました。でも、ありがとね♡もう元気です。
あ!もう一つだけ言わせてください。「イントロを聴け!イントロを。タイパ(時短)だか何だか知らんが、ザッピングしすぎじゃ」時間を節約した分、何も残らないのです。←ここ大事。
というわけで、今月もたくさん聴いて、たくさんかけて、たくさん踊らせました。その中から、3曲に絞って(モッちゃんのフィルターをかけて)ご紹介します。
※動画は「YouTube」を貼り付けていますので、リンク切れの際はご容赦ください。
Nicki Minaj – Likkle Miss Remix (with Akeng)
先月ご紹介したニッキー姐さんの新譜は、全米チャートを制覇したポップなサウンドでした。こちらは打って変わって… (お下劣さはそのままに)尖ったナイフのスケンくんをジャマイカから引っ張り出した、お得意のストリート系のサウンドです。姐さんの出番は少なめですが、ベスト・ヒット・アソート・アルバム「Queen Radio: Volume 1」からのリミックス・ヴァージョンです。
ニッキー・ミナージュ、Skengとの「Likkle Miss Remix」MVに年齢制限がかけられYouTubeに苦言(2022年9月27日)
ちなみに、アルバム「Queen Radio: Volume 1」の動画リストも公開されていますので、お好きな方はチェック・ディス・アウトしてみてください。
ついでに、スケンくん単独の曲も貼っておきますね。
Skeng – Vibes
Mariah Carey – The Roof
何の変哲もないR&Bは、一世を風靡したマライヤ姐さんとブランディ嬢のデュオです。流行りのランチより近所のラーメン屋に足を運びたくなる… そんな我々のソウルフード的普遍回帰です。とか言うと「何を言ってるのかさっぱりわからん」とツッコミが入りそうですが、わかる人にはわかるのです。秋の夜長のBGMは、やっぱ哀愁R&Bなのです。
最近のマライヤの曲は同じ音味のキーボードがトッピングされていたり、一頃に比べると一貫性を感じます。ガチャガチャしていた頃もある、落ち着いて進める日々もある、そうやって、あなたも秋も、深まっていくのでありました。
3分すぎに、「マライヤ・トーン」を少しだけ披露してくれています。もしかしてエフェクトでごまかしているのかもしれませんが、近所のラーメン屋に置いてあるコショウと同様のマライヤのスパイスです。で、総評いたしますと… 金もかけずにサラっとR&B。
Rema – Calm Down
オバマ前アメリカ大統領のプレイリストにも登場するレマ。彼の大ヒット曲「Calm Down」をご紹介します。
レマはアフロポップ・プリンスと呼ばれるアフロ・レイヴの先駆者です。3月にアルバムを発表すると、ナイジェリア本国だけではなく世界16ヶ国以上で1位を獲得、今もなお快進撃中です。
我々世代のアフロポップといえば、キング・サニー・アデやサリフ・ケイタ辺りでしょうか?変わり者や変態が好んで聴くマイナー音楽だったわけですが、情報が一瞬で拡散する時代に於いてポップはポップな方が良いわけで、凄いスピードでストリーミングされています。
話題のセレーナ・ゴメスとのコラボレーション版
Rema, Selena Gomez – Calm Down
今月もありがとうございました。では、股。