毎日暑いですね。梅雨も明けて、五輪ピックもはじまって、2024年の夏も本格的なフェイズに突入です。皆さま「暑中お見舞い申し上げます」熱中症や夏バテに気をつけてお過ごしください。
さて、今月(2024年07月)も3曲だけお付き合いください。※YouTubeの動画を貼り付けています。リンク切れの際はご容赦ください。
NewJeans – Supernatural
アップル(Apple)のCMにも起用され、新曲をリリースする度に音楽的な試みが注目される「ニュー・ジーンズ(New Jeans)」は、K-Popから世界のメインストリームを牽引する存在に成長しました。
本国デビューから丸2年、日本でのデビュー曲「スーパーナチュラル(Supernatural)」は、ニュー・ジャック・スイング(NJS)を再構築したリアルタイムのサウンド(現代のNJS)に仕上がっています。
ニュー・ジャック・スイング(NJS)といえば過去のダサい音楽とされてきましたが、ブルーノ・マーズやザ・ウィークエンドらの活躍によって、この10年で価値の反転が起こっています。
また、日本人が聞き慣れた久保田利伸やSMAP、ZOO、SPEEDなどのNJSはJ-Popにも深く浸透していて、誰もが懐かしいという感情を生みます。《そんな日本の音》をハイプに表現して日本人に違和感なく入り込んでくるサウンドには、プロデューサーの「イオゴン(250)」手腕が発揮されています。
というわけで、ニュー・ジーンズ(New Jeans)がやっと日本デビューです。
NewJeans (뉴진스) – Supernatural (Part.1)
NewJeans (뉴진스) – Supernatural (Part.2)
坂田隆一郎 – 流行りのダンスミュージックじゃ踊れない
福岡出身のシンガーソングライター、俳優、タレントであり、男女混合歌唱グループ「Love Harmony’s, Inc.」のメンバー「坂田隆一郎(さかたりゅういちろう)」の新譜「流行りのダンスミュージックじゃ踊れない」がじわっとバイラルしています。
「流行りのダンスミュージックじゃ踊れない」というパワーワードとメロディ、キャッチーな音が飛び交うディスコ調のダンスチューンは「皆がそうしていること、それだけが正解ではなく違っていていい」という共感を呼びそうなメッセージと耳心地の良いハイトーンボイスのフロア向けサウンドです。
にしても、「流行りのダンスミュージックじゃ踊れない」とオジさん達・オバさん達に何度言われたことか💦 そういう意味では、全世代に共感されそうなキラーワードですね。地元福岡の出身ですし、是非ヒットして欲しいです。
坂田隆一郎 – 流行りのダンスミュージックじゃ踊れない
Megan Thee Stallion – Otaku Hot Girl
日本絡みの曲が続いたので、3曲目は正真正銘のヒップホップをご紹介します。「アイス・スパイス(Ice Spice)」とUKのイケメン・ラッパー「セントラル・シー(Central Cee)」のコラボ曲と迷ったのですが… やっぱり日本絡みで3曲をまとめることにしました。てへぺろ(死語)💦
「ミーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)」の新譜はズバリ「オタク・ホット・ガール(Otaku Hot Girl)」というタイトルで「呪術廻戦」のテーマ曲をサンプリングしており、歌詞の中で「呪術廻戦」の登場人物である五条悟、うずまきナルト、うちはサスケなどにも言及しています。
(ビヤッチでトゥワークなヒップホップ系のラッパーには珍しく)ミーガンはオタクを自負していて、日本のカルチャーを愛する超親日家でもあるのです。ありがと〜 ありがと。
今月公開されたMVは、日本での映像を盛り込んでおり、着物やカラオケ、USJを満喫する1コマも登場します。和訳MVも貼っておきますね。
Megan Thee Stallion – Otaku Hot Girl
Megan Thee Stallion – Otaku Hot Girl (和訳)
ふふっ。では、股。