寒くなりましたね。もう12月ですからね。お肌が乾燥してパッサパサになると、ジャージしか着ないワシの身体には静電気がマックスに帯電していますので、握手は厳禁です。握手をした瞬間にバチ〜ン!とスパークしますよ。実際にお逢いする方は、覚悟をキメて握手してください。
※YouTubeの動画を貼り付けています。リンク切れの際はご容赦ください。
Leon Thomas – Just How You Are
グラミー受賞シンガー・ソングライターの「レオン・トーマス」からアーバン・ファンクなシングル「Just How You Are」のご紹介です。
アーバン・ファンクが量産された80年代なら埋もれてしまいそうな曲調ですが、アリアナ・グランデやSZAのヒット曲を手掛けR&B界で最もホットでアクセル全開な彼が現代にパフォーマンスすることで、全ジャンル横断的なファンク・ロックに昇華させています。
レオン・トーマスのソウルフルなボーカル、フリーキー・ロブのサイケデリックなギター、D・フェルプスのグルーヴィーなドラム、ライブ楽器の各要素を包み込んで昨今のデジタル・ファンクとはひと味違ったアーバン・ファンクの完成です。MVに登場する「フォーエバー」の女優「ラヴィー・シモーヌ」も良かですね。
Leon Thomas – Just How You Are
Megan Thee Stallion – LOVER GIRL
ビァッチな「ミーガン・スタリオン」をビッチではなくレディと呼んでくれるクレイ・トンプソン(NBA選手)に惚れてしまった彼女の惚気ラップの新曲です。サンプリングに使用されている「Total – Kissin’ You(1996年)」はなかなか聴く機会が無かったので個人的にすごく懐かし嬉しいです。
にしても、MVがストレートでお下品すぎる仕上がりで、困窮する日本を見下すアメリカンバブルのリッチ・ビッチな表現に目のやり場を失い、むしろガン見してしまいます。我がジャパンにも無制限にお下品な時代がありましたよね?
低迷するヒップホップはチャートの40位以内には入らない!と言われていますが、この曲は7位まで上がっていました。
Megan Thee Stallion – LOVER GIRL
Say Now – Supermarket
Z世代のUK(R&B)ガールズ・グループ「Say Now」のご紹介です。MNEK界隈で見られた90s〜00s 回帰をプロデューサーの John Hillと Johan Lenoxが担当、Beyoncéや Charli XCXへの楽曲提供で知られる RAYEがリリック担当で参加しています。
子供と大人の境目で感情に悶絶したあの頃を、現在進行形の彼女達が素直な言葉で唄っています。モヤモヤしたりムラムラしたり、急に涙が出たり… そうやって大人になるんだよ。と、ついそんな目線で見てしまいますが、同世代の女子からはシンパシィ受けまくりの現代っ子達です。
鍛え抜かれたK-POP界隈のグループから見ると若干見劣りしてしまいますが、そこは初々しいという言葉で補完できます。
Say Now – Supermarket
てなわけで、今月も3曲ご紹介しました。ますます寒くなるので、暖かくしてお過ごしください。では、股。

