最近は、PCDJコントローラーを使ってプレイすることが殆どで「ターンテーブルでプレイしていたのはいつだったかな?」と考えるほどなのですが、DJデビュー前からターンテーブルには長くお世話になってきました。
DJデビュー前は《SUNSUI》のピッチ・コントロール付きレコード・プレイヤーを使っていました。ベルト・ドライブでフニャフニャでした。
ネットを検索しましたが、残念ながら画像は見つかりませんでした。
デビューした1980年代前半に使っていたのは《Technics SP-15》です。強烈なトルクのデジタル・ピッチ・ターンテーブルで、(キャビネットは別注)モーター部分だけで15万円以上したと記憶しています。各店が採用しました。個人でも2台所有していました。
クロスフェーダのミキサーが普及しはじめてからは、全世界一斉に《Technics SL-1200》がスタンダードになりました。《Technics SP-15》から乗り換えたDJ達は当初トルクの弱さに戸惑ったと思いますが、軽さとバランスの良さに次々と愛機にしていきました。
私自身《Technics SL-1200》シリーズには随分お世話になりました。《SL-1200MK2》《SL-1200MK3》《SL-1200MK3D Black》個人でも店でも、何台も買い替えて何台も所有していました。(閉店した)店には7台の《SL-1200》が残っていました。
さて前置きが長くなりましたが、2007年に発売された《SL-1200MK6》から(生産中止・生産再開を経て)モデルの更新が止まっていた《Technics SL-1200MK》シリーズが遂に最新モデルを発表しました。
2019年5月24日に発売が予定されている《SL-1200MK7》は、DJにとって「ターンテーブルは楽器」だと言われるように、レコードを手から離す際の操作感であるモーターのトルク、ブレーキスピードの調整を高度なデジタルモーター制御技術で実現(4段階)しているとのこと。自分のベストなスタート/ストップのタイミングも微調整が可能で、プレイスタイルに合わせて細かなカスタマイズができるとのことです。
OTAI RECORDさんがTechnicsの記述担当者を交えて詳しく紹介していますので、その動画も載せておきます。必見です。
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月産300台を予定しているとのことです。