コロナ禍での３回目の夏を皆さんはどの様に過ごされましたか？2022年の夏も最終盤、そろそろ終わってしまいます。
私は（可もなく不可もなく）熱波の夏をおやじらしくパンツ一丁で過ごすことができました。夏が終わればまた一つ歳を重ねます。43歳？になるので、次の章へのビジョンを薄鉛筆で下書きしています。すぐ消せるように。
というわけで、今月も３曲をご紹介します。
※動画は「YouTube」を貼り付けていますので、リンク切れの際はご容赦ください。
Super Freaky Girl – Nicki Minaj
我らのニッキー姐さん（Nicki Minaj）の「Super Freaky Girl」が先週付け「ビルボードHOT 100」を制覇するという快挙を成し遂げています。
同じネタ使いで日本人の多くが知っている「MCハマー」の「U Can’t Touch This」でも1990年の「ビルボードHOT 100」で8位止まりだったことを考えると、ニッキー姐さんの突き抜け方がわかります。ダンスやファッション、日サロに通ったチャラ男がサルエルパンツで闊歩していた風景を懐かしく思い出します。
本家本元、我々世代のヒーロー「故：リック・ジェームス」の「Super Freak」は1981年に「ビルボードHOT 100」16位がピークです。ちなみに、アソコのサイズは1位だと噂されていますので、ニッキー姐さんは本家本元にもオマージュを捧げていると思われます。
にしても、リリック（歌詞）が酷い。お下劣の極みです。自分の娘がこんな曲をラップしていたらと思ったらゾっとします。私には嫁も娘もいませんが。
今回、オフィシャルのMVが（現時点で）未公開なので、和訳のリリック動画をリンクしておきます。どれだけお下劣な内容かをお確かめください。こんなリリックで全米を制覇するニッキー姐さんも、アメリカも偉大でございます。戸田奈津子先生なら、どんな感じに和訳するのでしょうか…
追記：このブログを書いた数日後（米国時間9月1日）にオフィシャルのミュージック・ビデオが公開されましたので、追加しておきますね。ニッキー・ミナージュ – スーパー・フリーキィ・ガール
Super Freaky Girl – Nicki Minaj (Official Music Video)
John Legend – All She Wanna Do feat. Saweetie
お次は、ジョン・レジェンドの新曲です。１曲目に紹介したニッキー姐さんに比べると何と品行方正で優等生キャラな雰囲気でしょう。曲も爽やか仕立てのブギー調ダンス・チューンです。私の選曲で踊ってくれている方やブログを読んで頂いている方には、素直に吸収しやすい楽曲だと思います。
フィーチャリングは「Doja Cat」や様々なアーティストコラボを果たしている超人気ラッパーの「スウィーティー」です。本人が「スウィーティー」じゃなくて「サウィーティー」と発音するの と言っているにも関わらず、「スウィーティー」と表記したのは… 日本の媒体のほぼ全てが「スウィーティー」と表記しているからです。モッちゃん間違ってると思われたくないので、流されておきます。でも、心の中でホントは「サウィーティー」だよと呟きます。
で、動画は… アーティストを明らかにせず、ミュージック・ビデオに出演するダンサーを探すオープン・キャスティングコールを開催して、それに参加したダンサー達はオーディションだと思ったままミュージック・ビデオに出演するというドッキリが仕掛けてあります。
FLO – Summertime
「今月の３曲」の最後は… 一度５月に紹介したUKのR&Bガールズ・グループ「フロー（FLO）」の新曲「Summertime」です。夏らしいこともせず、夏らしい曲も紹介していなかったので、夏の最後に「Summertime」をご紹介します。
５月に紹介した曲では TLC風と書きましたが、この曲はアリーア調ですね。プロデューサー「MNEK（エメニーケイ）」の90年代正統派R&Bへのオマージュを感じます。UKのR&Bらしい無駄のないタイトな音味で、軽く踊れるダンス・チューンです。
というわけで、今月はＤＪプレイした曲とご紹介した曲が少しズレてしまいましたが（先週は「ちゃんみな – ハレンチ」を１日に２回もかけたしｗ） 今月はこの辺で。
