家の近くの桜は早咲きなので、開花宣言前に咲きはじめて一瞬で散ってしまいました。とはいうものの、福岡はまだまだ見頃の場所があるようです。
話は変わりますが、私の知人に辛麺中毒の人がいます。辛麺屋に通う度に激辛度が増して、最近では（何も食べてなくても）いつも唐辛子の匂いがします。結構辛い（からい）です。
というわけで、３月も「今月の３曲」にお付き合いください。辛口コメントは受け付けていません。
※YouTubeの動画を貼り付けています。リンク切れの際は、ご容赦ください。
Metro Boomin, The Weekend, 21 Savage, Diddy – Creepin’ (Remix)
過ぎ去りしバブル期… ハイソなお姉さま達がお立ち台で狂喜乱舞していた頃、その光景に反発するかのようにオルタナティヴで意識高い系の女子が好んで聴いていたエンヤ。その曲の中でもダウナー系ヒーリングで幻想的な「Enya – Boadicea」のフレーズはサブリミナル効果で我々の脳の奥深く浸透していたのです。これが全てのはじまりでした。※曲をリンクしておきました。
10年程経って（1996年）、我々の潜在意識を掘り起こしたのが「Fugees – Ready or Not」です。あの「天使にラブソングを」に出演していた「ローリン・ヒル」をヴォーカルに据えたリーダー「ワイクリフ」の戦略です。アルバムはグラミー賞を受賞しましたが。「Boadicea」のサンプリングは無許可使用で訴えられてしまいました。（後に著作権使用料の支払いでエンヤに許してもらっています。）※曲をリンクしておきました。
更に数年が経ち「Fugees 」の楽曲を忘れかけたタイミングで、ヒットメーカーとして大成していた「ショーン・パフィ・コムズ」改め「Diddy（ディディー）」がスマッシュヒットさせたR&B曲が「Mario Winans – I Don’t Wanna Know」です。2003年のことした。※曲をリンクしておきました。
あれから20年… 数年ごとに弄ばれていた我々の潜在意識がやっと落ち着いた今日このごろ。また「Diddy（ディディー）」が…
Metro Boomin, The Weekend, 21 Savage, Diddy – Creepin’ (Remix)
J-HOPE – On The Street feat. J. Cole
ご存知、韓国代表「BTS」のラッパーでダンサーでプロデューサーの「 J-HOPE（ジェイ・ホープ）」とアメリカのラッパー「J. Cole（ジェイ・コール」）の最新コラボ曲です。
MVではストリートで起こる様々なストーリーや「J. Cole」との出逢いが描かれており、「J. Cole」が2007年にリリースした「Simba」（←曲をリンクしています）と同じ通りでロケが行われているようです。
この曲の「ストリートで出逢い この道を歩いて行く」というメッセージは、「J-HOPE（ホソク）」が韓国の徴兵制による入隊を目前にした決意が込めらています。重たくなりすぎないように、彼自身の口笛をフィーチャーしているセンスが好きです。
J-HOPE – On The Street feat. J. Cole
ROSALÍA, Rauw Alejandro – BESO
最後に、日本では殆ど話題になっていなかったのでモダン・レゲトンを１曲ご紹介します。
あのファレルも絶賛するスペイン（カタロニア出身）のフラメンコ・シンガー「ROSALÍA（ロザリア）」とプエルトリコのポップスター「Rauw Alejandro（ラウ・アレハンドロ）」が新曲「BESO」のMV公開と同時に婚約を発表しました。
世界中を飛び回る（日本も）売れっ子カップルがスマホで個人撮影した自撮りムービーやライブのショート・ムービーが散りばめられています。我々にはラブラブすぎて少し気持ち悪いかもしれませんが、世界基準のラブラブということで生温かく見守りたいですね。MVの最後に（赤い箱の）カルティエと思われる婚約指輪を披露してハッピー・エンドです。
私も若い頃を想い出して、パッションを拾い集めにかかります。
ROSALÍA, Rauw Alejandro – BESO
