私の名前を冠した「モッちゃんラウンジ @FACE」という企画があります。最近「Neo-DISCO」と称してダンス・クラシックを中心に展開しています。美魔女率が高く回を重ねる毎に盛り上がってきましたが、自宅では相変わらず新譜を中心に聴いています。
というわけで、今月もサクっと3曲をご紹介します。※YouTubeの動画を貼り付けています。リンク切の際はご容赦ください。
Eminem – Houdini
先月の3曲に入らなかった「エミネム(Eminem)」の「フーディーニ(Houdini)」が UKチャートNo.1をはじめ、各チャートを荒らしていたので遅ればせながらのご紹介です。
逃げるのが得意な奴というスラングをタイトルにした新曲で、我々世代が一番気になるのはトラックです。金曜日に「モッちゃんラウンジ」にゲストで登場した「VDJ NUKU」と話していたのですが… 二人ともオリジナルを思い出せない。そこまで出ているのですが、どうしても思い出せずにモヤモヤしていました。
ChatGPTに尋ねてみたのですが、チグハグな答えを返すばかりで誤魔化してきます。どうやらChatGPTは原曲を知らないようです。諦めてタバコを買いに出た時に、雨に濡れた側溝の蓋で足を滑らせて危うくコケそうになりました。と、その瞬間に思い出しました。
答えは「スティーヴ・ミラー・バンド(Steve Miller Band)」の「アブラカダブラ(Abracadabra)1982年」でございました。あぁスッキリした。
Eminem – Houdini
Steve Miller Band – Abracadabra(1982年)オリジナル曲
Feid – SORRY 4 THAT MUCH
コロンビア出身のスターでレゲトンのヒットメイカー「フェイド(Feid )」の新譜「ソリー・フォー・ザット・マッチ(SORRY 4 THAT MUCH)」は、彼のメランコリックな一面を表現しています。時とともに変わってしまう恋愛関係を哀愁メロディーにのせて唄っています。6月のラテン・チャートで断トツの人気でした。
ミュージックビデオは、フェイドが4月に完売したコミック本「The Green Man」を発売した日本で撮影されています。
と、簡単な説明文ですが動画を観てみましょう。
Feid – SORRY 4 THAT MUCH
Tommy Richman – DEVIL IS A LIE
先月も紹介した「トニー・リッチマン(Tommy Richman)」が2曲連続で新譜をチャートに送り込んできました。前曲「ミリオン・ダラ・ベイビー(Million Dollar Baby)」は成功することを歌ったキャッチーな曲でしたが、この「デビル・イズ・ア・ライ(Devil Is A Lie)」は内なる悪魔を乗り越えるための生々しいアンセムです。
トラックは催眠的なチャントで始まり「こんなに頑張ってるのに、なんで儲からないんだ?」という不満はパートナーの不安と重なり、二人の関係に複雑さを加えています。またビートは、2000年代初頭のネプチューンズのサウンドにインスパイアされたドライブ感のあるパーカッションと重厚なベースラインが特徴で前作「ミリオン・ダラ・ベイビー(Million Dollar Baby)」とは対照的です。
MVは粒子の粗いビデオカメラの美学を前作から継続しつ、1984年製キャデラック・クーペ・ド・ビルが登場するロウライダーのフォトシュートまで、そのビジュアルは曲のメッセージである闘争と立ち直りを表現しているそうです。
Tommy Richman – DEVIL IS A LIE
そろそろ本格的な夏が到来しますね。熱中症に気をつけてお過ごしください。では股。