2月は28日までしか無かったですね。更新が遅くなってしまいました。いつもご覧頂いている一部の皆さま、ゴメンなさい。
さて、ここ数日でソウル・R&B界隈のICON級アーティストが次々に逝ってしまいました。ロバータ・フラック、クリス・ジャスパー、アンジー・ストーン、グウェン・マクレエ、私がDJを始める前から聴いていた大好きなアーティスト達です。先輩方なので順番といえば順番なのですが、居なくなってしまうのはホントに寂しいですね。私もそろそろエントリーされるのでしょうか?大好きで偉大な先輩方に合掌。
ソウル・R&B界隈とは違うジャンルですが、今月もいつもの様に私が聴いた3曲をご紹介します。
※YouTubeの動画を貼り付けています。リンク切れの際はご容赦ください。
JENNIE, Doechii – ExtraL
ブラックピンクのメンバー「ジェニー」と、先月紹介したトップ・ドッグ・エンターテインメント(TDE)初の女性ラッパー「ドーチー」のコラボ曲です。
ドーチーはラップだけではなくR&Bも唄えるフロリダ出身の(飛ぶとりを落とす勢いの)アーティストで、先日のグラミーではベストラップアルバム賞を受賞しています。
女性応援系のリリックでグイグイきますが、K-POPの枠を超えたサウンドやトラックで、今時のヒップホップを表現しています。またMVは、ヒップホップ界隈でお馴染み「コール・ベネット(リリカル・レモネード)」のプロデュースです。
JENNIE, Doechii – ExtraL
LISA – FXCK WORLD feat. FUTURE
今月はブラックピンクのメンバーから2曲の紹介になってしまいますが、旬のサウンドなので聴き比べてみてください。タイトルからヤバめですね。
最近、K-Pop界隈出身のアーティストが美味しいところを持っていきます。K-Popを毛嫌いしているオヂさんオバさんは、メインストリームのアップデートから完全に置いていかれます。世界は進んでいます。相対的に、日本がどんどん衰退している実感に駆られます。はい。
「ATL Jacob」作のトラックもリリックも、「FUTURE」との絡みも、「LISA」のバーズも、クオリティが高く仕上がっています。「LISA」の口が動いてなくイメージ中心のMVですが、可愛いのは「⭕️」です。
LISA – FXCK WORLD feat. FUTURE
Bhad Bhabie – Ms. Whitman
ストリートの不良がそのまま大人になっちまったバッド・ベイビーの、アラバマ・バーカーからのDIS曲に対するアンサー曲。いわゆる女子ビーフ合戦ですが、カニエの許諾を受けたサンプリングで話題です。
くちびるの整形と言いますか、トゥワークの人達がお尻とくちびるのお化けになって襲ってきます。男性ホルモンを分泌させて立ち向かうしかありませんね。
というわけで、今月は、グラミー賞の数部門を掻っ攫った「ケンドリック・ラマー」辺りをガッツリ紹介しようかと思いましたが、メッセージ色が強すぎてあまり色気が無いので、他の方にお任せします。
Bhad Bhabie – Ms. Whitman
