今月の3曲(2025年12月)

2025年のクリスマスを華麗にやり過ごし、年末モードもそろそろ終わりなわけですが… コロナ禍以後、毎年。生き方にバチが当たったと言えます。

バブル期にDJをしてきた同輩達にはデフォな話ですが、11月中旬から企業や個人の忘年会が始まり、それは連日連夜続いて… クリスマスのシーズン突入後は、美容やファッション・ブランド、企業から個人まで毎夜毎晩クリスマス・パーティーにかり出されるというハードなお仕事を経て、聖夜(性夜?)をお目当ての女子と過ごすのです。

当時はソラリア・ホテルの警固公園側を予約して、クリスマス・イルミネーションを眺めながらルームサービスのシャンパンで乾杯するというワンパターンを繰り返す愚か者は、毎年違う女子と過ごすわけで… そのセレクトに漏れた女子から中洲のど真ん中で「モッちゃんとかタヒねばいいのに」と叫ばれたこともあります。その怨念がクリぼっちじじいを誕生させたのですね。きっと。

※YouTubeの動画を貼り付けています。リンク切れの際はご容赦ください。


Aggy – Thick & Thin

さて、こちらはUK発のアフロビーツ、というより… アフロR&Bの良曲です。

「Aggy」はイギリスを拠点に活動する21歳のインディーズのアーティストで、アフリカ(カメルーン)にルーツを持つバックグラウンドがサウンドにも自然に滲み出ています。

本作「Thick & Thin」は、チルな空気感と内側からじわっと高揚していくエネルギーが共存した一曲で、アフロビーツ由来のリズム感を土台にしながらR&B的な滑らかなボーカルが重なり、踊らせるというより身体を揺らさせるグルーヴを生み出しています。

年末のチャートがクリスマスソング一色になる中で、この曲はまったく別の場所から静かに効いてくるタイプでした。派手さはありませんが、夜の時間帯や流れを整えたい場面で確実に機能する《今のUKアフロR&B》の空気を感じられる一曲です。

Aggy – Thick & Thin (Official Music Video)


JT – Girls Gone Wild

「JT」と言えば「City Girls」、「City Girls」と言えば「JT」と「Yung Miami」によるマイアミ系女性ラップ・デュオ、南部ヒップホップの流れを女性視点でアップデートしてきた存在です。特にマイアミ系のビートはトゥワーク(お尻ダンス)と相性が良く、多くがセットで表現されます。

この曲は派手さよりも強さと余裕が前に出た一曲で、今の女性アーティスト像を象徴するような空気をまとっています。ビートはタイトでシンプル。無駄に盛らず、マイアミ・サウンドお得意の低域を効かせた作りが印象的で、完全クラブ対応曲です。

JT」と言えば「Kool & The Gang」と思った貴兄は、「JT」と言えば「City Girls」のお姐さまとアップデートしてください。

JT – Girls Gone Wild


Kehlani – Out The Window

アフリカ系、白人系、ネイティヴ・アメリカン、スペイン、フィリピンという多様な血を引くケラーニは、90年代から00年代のR&Bを現代に引き継ぐ貴重なシンガーです。

先月リリースの《Out The Window》は、今年ヒットした《Folded》に続いて発表されたラブソングです。演出やダンスは黄金期を知る者から見れば若干劣るものの、歌声は感情の起伏をそのまま表現するように伸びやかで、現代のR&Bシンガーを名乗るのに必要十分な実力者です。

曲は、関係を手放したくない強い気持ちと自己反省の物語を歌っており、彼女特有のセンシティブな感情表現がストレートに響きます。

Kehlani – Out The Window [Official Music Video]


前述のクリぼっちじじいの話も含めて、色々反省して改善して徳を高めていきたいと存じます。皆さん、今年もありがとうございました。よいお年をお迎えください。では


今月の3曲
モッちゃんが かけたり 聴いたり 踊らせたりした曲を紹介しています。 ...

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