「KAN」が亡くなりました。成功して、そっちの業界に行ってなかなか逢えなくなり… あっちの世界に逝って完全に逢えなくなってしまいました。虚しい。
高校時代に一緒に活動していたバンドの間違った情報が何年もの間ウィキペディア（の「KAN」の項目）に掲載されていて、最近その誤情報が消されて喜んでいましたが… 先ほどウィキペディアを覗くと、今回の更新で高校時代のバンドのことは完全に抹消されていました。無かったことになっていました。
でも、それで良いのです。「KAN」本人が消したわけではないですから。先ほどその頃の音源を持っている元ポリドールのK氏とも連絡が取れましたし、それで良いのです。そして、想い出は胸の中へ…
今年は多くのアーティストが亡くなり、その代表曲が巷で流れていましたが… 「KAN」は別格ですね。愛が勝つは、今週付け（11月27日付け）のオリコン・ランキング、デジタルシングル部門で６位です。乃木坂の上です。さすがですね。最期まで音楽に生きた「KAN」をリスペクトしつつ、私も私なりの音楽を続けます。
というわけで、今月も３曲だけお付き合いください。
※YouTubeの動画をリンクしています。リンク切れの際はご容赦ください。
Mary J. Blige – Still Believe in Love (feat. Vado)
ヒップン・ソウルの女王「メアリーＪ・ブライジ（Mary J. Blige）」の新譜は、快進撃が始まった頃の「ジャム・アンド・ルイス（Jimmy Jam & Terry Lewis）」プロデュースによる「S.O.S.バンド」1984年のアルバムから「Weekend Girl」のネタを使ったヒップホップ・ソウル寄りのR&Bです。
ネタに使われている「The S.O.S. Band – Weekend Girl」には個人的に思い入れがあって… D Jかけ出しの頃に毎日聴いていました。ですので、このトラックを聴くと様々な想い出が蘇ります。情景、感情、当時の匂いまで、瞬時に蘇ります。音楽は不思議ですね。「メアリー」の新譜を聴いても同じことが起きました
Mary J. Blige – Still Believe in Love (feat. Vado)
ネタ
The S.O.S. Band – Weekend Girl (1984年）
Qing Madi – American Love
こちらは、未だ人気が衰えないアフロビーツからキャッピキャピの17歳、「チン・マディ（Qing Madi）」のご紹介です。ナイジェリア出身の彼女は、ソングライター、シンガー、ダンサー、マルチな才能を兼ね備え、ファッションでもアフリカン・ギャルの注目を集めています。「See Finish」のTikTok バイラルヒットからステップアップを目指します。
本名の「チママンダ・パール・チュクウマ」でデビューされると老化？がはじまった私の脳ミソでは覚えられませんが、「チン・マディ（Qing Madi）」なら覚えられます。
Qing Madi – American Love
Pitbull, Vikina – It Takes 3
さて、最後は、最近ノーマークだった「ピットブル（Pitbull）」が先月末に発表した「Rob Base & D.J. E-Z Rock」の特大ヒットクラシック「It Takes Two（1988年」」のネタを使ったというか、殆どカバー曲の「It Takes 3」をご紹介します。
5〜6年前には「Mike Will Made It, Lil Yachty, Carly Rae Jepsen」等の「It Takes Two」をプレイしていましたが、こちら「ピットブル（Pitbull）」の方が骨太でエッチです。ターンテーブリストもパフォーマンスしやすいパーティー・チューンです。
Special Thanx VDJ HARU♡
Pitbull, Vikina – It Takes 3
今月も３曲だけご紹介させていただきました。いかがでしたか？
それでは、股。←「KAN」がブログで使っていた表現を継承させていただきます。
