日本国内でも2020年1月23日から発売を開始した「DJ2GO2 Touch」は、「DJ2GO2」の後継機種です。前機種からの特筆すべき変更点は、スクラッチプレイを可能にするタッチ・キャパシティブ・ジョグホイールを装備したことです。つまり、ジョグホイールにタッチセンサーが採用されました。その他、誤操作を防ぐ為につまみのキャップ色など細かな箇所も変更されています。
フルサイズのコントローラーで出来ることは殆ど何でも出来るようになりました。前機種から引きずる唯一のウィークポイントは(サイズの小ささから)各チャンネルにEQ(イコライザー)を装備するスペースが無いことです。「DJ2GO2 Touch」を(別に用意した)メインミキサーに繋げば、そのチャンネルのEQを操作することでこの弱点を回避できます。
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余談ですが、私の周りのDJ達は結構な割合でコントローラーを持ち歩いています。理由は、乗り込んだ店の機材がどんな状況でもミキサーにRCAプラグを挿し込めば自分のDJ環境が作れるからです。また、プレ一中のDJ交代もスムーズに行えます。
先日、同じブースに立ったDJが大きなコントローラー・ケースを抱えて現れました。そして、既にセッティングを終えていた私のコントローラーを見て驚いていました。超コンパクトな前機種「DJ2GO2」です。すぐに注文したようです。
私も以前は大きなDJバッグを背負っていて、その格好から「二宮金次郎」などと揶揄されていました。また、お酒が入った時などは持ち運びに苦労していました。そこで行き着いたのがコンパクト・コントローラーです。カフェやDJバー、小箱クラスのクラブまで対応できます。但し、廉価なコントローラーなので大箱やフェスには音質的に不向きですので、念の為。
サイズ感などを詳しく書いていますので、宜しければ、以前ポストした「DJ2GO2」に関する記事もお読みください。
OTAI RECORDさんのレビュー動画も紹介しておきます。